不滅のあなたへ
『聲の形』の作者・大今良時
待望の最新作
ジャンル ファンタジー・冒険
あらすじ
最初“それ”は球だった。
“それ”は死さえも超越した
“それ”はあらゆる万物を再現・変化できた。
観察者は“それ”を地に投げ入れ観察することにした。
“それ”は最初石に変化しコケに変化した。
“それ”はオオカミに変化し、初めて意識を持った。
しかし再現したオオカミは傷を負っていた。
初めての不快感だったが“それ”はすぐに傷を治した。
オオカミに変身した“それ”はある少年に出会う。
しかし少年は息を絶ってしまう。
“それ”は少年の姿を獲得した。
“それ”は新しい刺激を求めて旅に出た。
この物語は、“それ”が自分を獲得し成長していく物語である。
マンガの見所
1.ストーリーに注目
この漫画は、絵よりもストーリーを重視で見てほしいです。
“それ”が様々な物、動物などに変化・生産していきます。
“それ”は最初、人間みたいに知能がないが人と触れ合うことで感情や文字などを学んでいきます。
それが成長していく姿や周りの人との触れ合いなどが書いてある。
出会った人からは“それ”ではなく不死身なことから「フシ」と呼ばれたりします。
フシは人と出会って始めて自分の存在を気が付くのではないでしょうか・・・
2.“フシ”の成長に注目!
“フシ”は最初石などに変化していきますが、少年に変化した後はさらなる刺激を求めて旅に出ていきます。
フシは“自分は何者なのか?何のためにいるのか?”ということも解明をしていきます。
周りの人が自分のせいで死んでしまうと思うフシの気持ちの変化にも注目です。
またフシの生みの親の観察者などにも注目!
3.フシの最大の敵『ノッカー』
フシの最大の敵・・・その名は『ノッカー』です。
ノッカーは、ただフシを弱体化させることが目的です。
“動物”になれない出来損ないですが、奪い取るのには特化しています。
フシが変化できる人や動物などを奪います。
そして奪われるとその人物の思い出やにおい形などをすべて忘れてしまいます。
しかしノッカーの中心には核がありそれを壊すと奪われたものを取り返すことができます。
ノッカーは戦うたびに学習し、強くなります。
ノッカーの目的である“フシの弱体化”をするのはなぜか、様々気になる疑問点があります。